切り下げブレイク手法の練習方法

今回はnoriさんのメイン手法である、MAribbonを使ったトレンドフォロー「切り下げブレイク手法」と、その練習方法をご紹介します。

MAribbonの設定方法はこちら

切り下げブレイク手法とは

トレンドが発生した際、「調整」から再度トレンドが出るタイミングでトレンド方向へエントリーを狙う手法。

次の推進波の根元に近いところからエントリーできるので、リスクリワードが非常によくなりやすい。

エントリーする基準となるのが、「調整」を抜ける基準となる切り下げ・切り上げライン。

このラインをうまく引けるかどうかと、ローソクが抜けるタイミングの精査がうまくできるかどうかがこの手法を成就させる鍵となる。


練習方法

<切り下げ・切り上げライン編>

①すでに出来上がった過去チャートに、ひたすら切り下げ・切り上げラインを引く。

下チャートは15分足で1週間分。これを200枚くらい。ラインにすれば1000本くらい。


②ラインが引けたら、ラインの内側に存在するチャートパターンを書き込む。(三尊・ダブルトップ等)

※MAとチャートパターンはnoriさんのLINEスタンプに書いてあるパターンがほとんど。


※重要 フォレックステスターやトレーディングビューのリプレイモード、または「FX検証」というアプリで、出来上がったチャートで引いたラインを、動いたチャートで引いて見る。

上の動画は「FX検証」というアプリ。※2021.12現在、アップル社製品のみ対応。

PCでMT4を使っている方でじっくりと検証したい方は、値段は張りますが、フォレックステスターがおすすめです。



<MAribbon編>

①切り下げラインを抜けるところに矢印を置く。→ローソクを消す。

※MT4でローソク足を消す方法は、チャート上で右クリック→「プロパティ」→「色の設定」のラインチャートの色を「None」にしてから、チャートをラインチャートに切り替える。


②ローソク足を消したら、切り下げ・切り上げラインを抜けるときのMAribbonの形、200SMAとの距離などを意識して注目する。


③ローソク足を消したチャートでエントリーポイントを探ってみる。→その後ローソク足を表示させて答え合わせ。


④最期にファイリングしていつでも見返せるようにできるようにする。

紙でもデジタルでも、すぐに見返せる環境ならOK。

↑実際にnoriさんがファイリングしているもの。毎週紙に印刷してファイリング。



<決済編>

①切り下げ・切り上げラインの「前後」には推進力のある波(スラスト)があるはず。それは前後でワンセット(N)なので、これの性質を決済に応用。


②前後の波の長さは同じ値幅を見て、だいたいでいいのでチャネルを引いてみる。

細かなチャネルの引き方はこちらの記事を参考にしてください。


③基本はこのNチャネルで決済を目標にする。

その後の応用としてN達成後の動きも勉強。(余裕がある方のみ)

これらを実際のチャートに起こすと、以下のような感じになる。


④ほかにもチャネルの引き方はたくさんあるが、以下は上級編。参考程度に。初心者の方は、まずはNチャネルでの決済を目標にする。


まとめ

以上がnoriさんのメイン手法である「切り下げブレイク手法」の練習方法となります。

ラインの引き方、MAribbonの見方、エントリー、利確方法までは大まかな方法がまとめられていると思いますが、

損切に関しては各々で研究してみてください。

ラインの内側に戻ってきたら切る、ライン内に戻ってローソクが確定したら切る、安値割れ・高値越えまで待つ等、色々考えられると思います。

また、ここまで書いた内容は飽くまでnoriさんが実際に行っているやり方・見方なので、必ずしもこのやり方が正解とは限りません。

読者様ご自身の取引ルールや性格等を考慮して、ぜひ参考になれば幸いです。



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